オール電化とガスオーブンの関係について

オール電化にしてもガスオーブンは使える?

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オール電化にした場合、ガスオーブンは使用できません。実際のところ、オール電化にした場合、ガスオーブンは使用したくてもできない状況になります。

オール電化にして、オール電化向けの電力料金プランの適用を受けるためには、その条件として、家の中の光熱源をすべて電気一本にしなければいけないからです。すなわち、電気以外は使用できないのでガスは使用できず、よってガス器具は使えない。ということになります。

オール電化にすれば、強制的に家の中からガス器具をすべて撤去しなければならないというわけではなく、基本的には電気のみを使用して、ガスを使用しなければ問題はない。そう解釈することができます。すなわち、ガスオーブンレンジはそのまま残すことができる、というわけです。ただ、実質上、ガスオーブンレンジを残していたとしても、ガスが使用できなければ、当然のことながらガスオーブンレンジは使えないということになります。

ちなみに新築のオール電化住宅は、最初からガスの配管設備そのものがありませんので、ガス器具は一切使えません。オール電化住宅は、ガスオーブンレンジの代わりに電気オーブンレンジを使用することになります。

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ガスオーブンレンジは使おうと思えば使える?


ガス併用からオール電化に切り替える際に、ガスの配管設備まで撤去する必要はなく、そのまま残しておくことができます。ちなみに公正取引委員会の指針により、電力会社がオール電化向けの割引プランを契約するにあたって、「ガス設備の撤去」を条件にすることはできません。

「ガスの配管設備を取り除かなければ、オール電化向けの電力プランは受けられませんよ」とは、言えないということですね。ですから、ガスの配管設備が残っていて、ガスが使用できる状態であるならば、ガスオーブンレンジそのものは、使おうと思えば使うことができます。

物理的には可能でも、ガスオーブンレンジを使うことは、ガスを使用するということですから、オール電化向けの電気料金プランの契約条件に違反することになります。

本末転倒?


ガスの配管設備を残すことができても、ガス会社との契約を解除しなければ、ガスを一切使用しなくても、基本料金は発生してしまいます。ガス会社との契約を解除すれば、当然ガスは使用できない状態になります。ガス会社との契約を解除しなくても、ガスを一切使用しなければ、オール電化向けの割引電気料金プランは適用されるということになります。

しかし、その場合は、ガスの基本料金がかかってしまいますし、まったく無意味なことといえるでしょう。ごくごく稀に、こっそりガスを使うために、あえてそうしているというケースもあることはあるようですが。それは完全に電力会社との契約違反ですし、発覚し悪質と判断された場合、電力会社からのペナルティを要求される可能性もあります。

「光熱費の大幅な削減が望める」、「ガス事故の心配とは無縁」、「火事のリスクを大幅に減らせる」オール電化を導入するにあたっては、オール電化のメリットを十分に生かすためにも、ガスオーブンレンジをはじめ、ガス器具への未練を潔く断ち切る必要があるといえるかもしれませんね。

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